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GTD: 人生の迷子のための思考フレームワーク

気がついたら放置して2年が経とうとしてました怖...。
今回は軽く、人生迷子になった経験に基づいてGTDの紹介をしようと思います!

 

新しいことがおもしろくて、Try & Error を繰り返して仲間と話し合ってとにかく前に進んでいく。なんかもうでっかい目標しか見えなくて、見えなくて、見えなくて、そしてはたと立ち止まる。達成した先に何があるというのか…?

盲目的になることは、確かに必要なときがある。信じぬいて最後までいったからこそ得られるものは大きい。
でもその過程で「何を信じたのか」が揺らいでしまう瞬間は、ある。
その瞬間に「決めた自分」を信じられなければ、次の一歩がどんどん重くなる。
もう何にもしたくないっ!って気分になったとき、それでも立ち上がるのは自分にしかできない仕事で、全部放り出してやけ酒したっていいんだけど、その前に試してみてほしいのが今回紹介するGTDだ。

 

GTD(GettingThingsDone)とは

GTD(Getting Things Done、ゲッティング・シングス・ダン)とは個人用のワークフローの管理手法である。
By Wikipedia

GTDは、やってること・やりたいこと・やるべきこと、すべてを集めて、やるの?やらないの?やるとしたら次のアクション(物理的行動)は何?と判断して処理・整理していくためのフレームワークです。
これを始めてから自分で変わったと思うのはこの3つ。

  • 今これやってて良いんだっけ...?という不安を感じなくなった
  • そういえばこれやらなきゃいけないんだった、という唐突な思い出しにひやりとすることがなくなった
  • ◯年後どうなっていたい?」という質問に不安を覚えなくなった

個人的にGTDを推す理由は、このフレームワークが「今を認識すること」にフォーカスしているからです。
「5年後どうなってたいのか考えて今を決めることって重要。だから5年後について考えてみよう」と言われて、それを想像できる人はすごいなあと思うけど自分は無理だ。
GTD本の方法は違う。
今の自分のことを理解できるようになれば、自然と自分の先のこと・芯となる価値観を取り戻すことができるようになる、と教えてくれる。
人はみんな、自分の性質の耕作者(※)。自分の中にないものは磨けないし、借り物の道を歩くのはかえって困難だ。

※↓の本より

 

GTD実践方法

このGTD、やってみると分かるのだけれど奥が深くて、まだ「僕の考える最強のGTD実践法」とか言えるほどこなれてはいないのだけれど、やり方晒します。

参考本

まずこれを読んで良さそうと思ったのですが、実践方法に補足がほしかったので実践編のほうもざっくり読みました。今は迷ったら実践編のほうを参照してます。

Todoist: 管理ツール

GTD本には、ツールは自分が使いやすいものであれば何でも良いと書いてあるのですが、私が使っているのはTodoistです。
有料版じゃないと機能不足で使えないのですが、そんなに高くないのでさくっと課金しちゃいます。(好きなものに課金するのは投資してるようで気分が良い)

プロジェクトをつかう

GTDを実践に落とし込むのに一番迷ったのが、プロジェクトの切り方です。
最初は【仕事】【プライベート】といったカテゴリに分けていたのですが、あまり意味がなかったのでやめました。
さらにGTDでいう「プロジェクト」という言葉と混同して【引っ越し】【英語の勉強】みたいなプロジェクトを作成していたのですが、しばらくしてGTDの良いところを殺してしまってることに気づいたのでやめました。(後述)

最終型はこちら。

こうすると、「次になにやろう?」と思ったときに見るのは【NextActions】のみでOKになります。
【Calendar】は日付が決まっているのでTodoistだと【今日のタスク】やGoogleカレンダー連携で参照することができ、【RepeatWorks】は(ゴミの日とか)定期リマインダを入れているので必要なときにリマインダが教えてくれます。
他に関しては週一のレビューのときに見られれば問題ない項目なので、これで「頭の中整理できた!」感をえることができます。完璧。

収集〜整理(NextActions / Calendar / WaitingFor / Someday/Maybe /CurrentProjects)

GTDの実践方法はいろんなサイトで解説されているので、簡単に。
奥が深いので、サイトとかよりちゃんと本を読み切るほうが迷いがなくなっていいかなと思います。

収集で頭を空っぽにする

気になることを全部あつめます。
TodoistのInboxに思いついた端から書き出していきます。
これほっとんど【Someday/Maybe】行きになることは確実なのですが、あとから振り返ったときに心に引っかかるタイミングとかあるので、なにも考えず頭の中が空っぽになるまで書き出しましょう。
思いつかないときに見るリストとかは本に載っていたりするので、適宜参照のこと。
あとで説明するReferenceに自分なりの思い出すためのキーワードリストを放り込んでおくと、レビューが楽になります。

2分以内でできるならやっちゃう

書き出したタイミングで、これ2分あればできるなと思ったらやってしまいましょう。
意外と重要。

できないことで、1ステップで終わるものはNextActionsに移動

タイトルどおりなのですが、1ステップで終わる(けど2分以上はかかる)ものに関しては、【NextActions】に移動します。

できないことで、2ステップ以上あるものはプロジェクト化

これです、これ。
このプロジェクトとTodoistのプロジェクトを混同してしまうと、ツールが使いにくくて続かない原因になってしまうような気がします。

まず、いつかやるけど今じゃないなと思ったものに関しては、【Someday/Maybe】に放り込んでおきます。
今プロジェクト化したいものに関しては、【1000: CurrentProjects】にタイトルを入れます。
現状の私のこのディレクトリはこんなかんじです。

このひとつひとつに対して、【NextActions】または【Calendar】に「次にやるべきこと」をひとつだけ書き込みます。(他人のアクション待ちの場合は【WaitingFor】)
各々に対して同時に2つ以上のことはできないので、本当に「次やること」をひとつだけタスク化する、というのが重要な点です。

さらに、そのタスクがどのプロジェクトに紐付いているのかを管理する必要はない、というところもミソです。
最初これをラベルとかで複雑に管理しようとしていたのですが、GTD本に「どのプロジェクトに紐付いているかは、そのタスクを見ればわかるでしょ。人間の頭は関連に関しては優秀だから」と言われ、そのとおりだと思ったのでやめました。
チームのタスク管理ならいざしらず自分だけのことなので、省略できるところはしていくのも省エネできて良いです。

資料とか(MakeTips / Reference)

これまで説明した中ででこなかったのが、レビューで使う【6HorizensOfFocusList】を除けば【MakeTips】【Reference】です。

【Reference】はその名の通り資料を放り込む場所で、私の場合、

  • Todoistのコメントに書き込める程度であれば書き込む
  • リッチなテキストのほうが良い場合はGoogleDriveとかに入れてリンクを貼る

という方法で資料を残しています。
GTDのやり方に関しても、いちいち本を開くのは面倒なので迷ったら読めるようにしてたりします。
こうやって資料のリファレンス的なものを作っておくと、「あの資料どこいったっけ...」がなくなるので便利です。

【MakeTips】は、プログラミングする中で引っかかったことをメモしておくための場所です。
プログラミングしている最中は、たとえ2分で調べられることでも脱線してしまうと時間のロスになってしまうので、いったんここに全部放り込んで、あとで調べて【Reference】にまとめる、という手順をとっています。

レビューで未来を考える(6HorizensOfFocusList)

最後に【6HorizensOfFocusList】について。これは週一くらいで定期的に振り返るリストです。

自分の今と未来を様々な高度から考えるというこのリストが、私はGTDの中でいちばん好きです。
ただタイトルだけだとなにを考えて良いのか毎回迷うので、プロジェクトコメントに本の引用をつけてます。

GTD本にけっこう詳しく載っているので、参照することをオススメします。

 

まとめ

以上、人生の迷子による人生の迷子のためのGTDでした!
将来どうしたいの?という質問が怖い方は、騙されたと思って一度実践してみてください(-~-)b

 

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